Sad Mac(泣き顔)はハードウェアに異常があると表示されます。

これが表示されると重大な故障を意味しますので心臓に悪いのですが、ハードウェアの増設や改造でもしない限り、そうやたらめったに出るものではありません。

Sad Macが出たからといって諦めるのはまだ早いです。
以下の事が考えられるので、チェックしてみてください。

一番多いのがSCSIケーブルの取り付け不良です。
MOやスキャナーなどの外付け機器を追加・取り外しをした時に、ケーブルをきちんとつながないとSad Macが出ます。
SCSIはチョットの事でSad Macが出やすいので、ケーブルの断線・接触不良も疑ってください。
SCSI系統が異常かをチェックするのは、全てのSCSI機器を外してみると解ります。何もつながっていなければ、SCSIによるエラーが普通は出ないはずです。それでもSad Macが出る場合は他に原因があります。

Macにメモリーやハードディスクなどの増設をした直後でしたら、それらの取り付け不完全が考えられます。
増設をした時、機種によっては他のケーブルも外してる事もありますので、それらもチェックしてみてください。
ミニタワー型のPowerMac8500、8100、Quadra800、840AVなどはメモリーやV-RAMを増設する時にマザーボードを外しているはずです。このような機種は、拡張カード類、ドーターボード、全てのケーブルなど、ことごとく外しますから注意が必要です。

以上のチェックをしてもダメな時は、本当にハードウェアの故障が考えられます。
修理に出す前に、Sad Macの表示の下にエラーコードが小さく表示されていますから、それをメモして修理業者に添付してください。
原因特定の手がかりになります。


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