ウイルスはどうやって退治するのですか

マックスクールの皆さんはウイルスで結構苦労した事が多いと思います。
何せスクールでもしょっちゅうウイルスにやられていましたから。
自分だけで個人のコンピューターを使っていると、そんなにウイルスに感染しませんが、スクールや会社など何人もが使うコンピューターや、今この文章を読んでいる方はインターネットなどのネットワークにつながっていますから、感染することも考えられます。

ウイルスの種類によって多少変わりますが、DisinfectantやNorton AntiVirusなどのソフトを使います。但し、ウイルス撃退ソフトも起動中のシステムやメモリー上にいるウイルスは退治できませんから、起動ディスクを変えたりして2〜3回ウイルス撃退ソフトを立ちあげる必要があります。

これから具体的な例を示しますが、ここではMacintoshを例にNorton AntiVirusを使ったやり方を説明します。ウイルス撃退ソフトはかなりありますが現在最も信頼できるものの一つです。
ほぼ、全種類のウイルスに対応し、Windows版もMacintosh版もあり、新種のウイルスにいち早く対応し、ウイルス定義ファイルをダウンロードできます。

まずNorton AntiVirusを起動し、スキャンボタンをクリックします。
初期設定ではウイルスがいれば自動的に退治してくれます。
ウイルスがいなければそれで終わりですが、いた場合はウイルスの種類と感染したファイルが表示されます。
ExcelやWordのマクロウイルスはこれで終わりですが、MBDFなど殆どのウイルスはまだ作業があります。

とりあえず、だいたいのウイルスはこれだけで退治できましたが、システムに寄生したウイルスとメモリー上のウイルスはまだいますから、Norton AntiVirusを一度終了させて、Norton AntiVirusのCD-ROMを入れます。

アップルメニューのコントロールパネルから起動ディスクを選び、起動ディスクをCD-ROMにします。このCD-ROMは大体の機種が起動できるシステムが入っています。

特別から再起動をするとCD-ROMから立ち上がります。もし最新機種を使用しているなどで起動できない場合はコンピューターを買ったときに付いているMacOSのCD-ROMを入れて再起動します。
この時点で、メモリー上のウイルスは消えています。
完全に立ち上がったら、CD-ROMのNorton AntiVirusを起動してスキャンしてください。

これでウイルスは消えているはずですが、念のためまた起動ディスクをハードディスクに戻して再起動したら、もう一度Norton AntiVirusを起動してスキャンしてください。 そして「問題は見つかりませんでした」というメッセージが出ることを確認してください。


もう一つ忘れてはいけないことに、本体のハードディスクがウイルスに感染していたら、バックアップのディスクも疑うべきです。MOなどもすぐにスキャンしてください。
また、ウイルスは新種がかなり発生しています。ウイルス定義ファイルを新しいものに入れ換えれば新種のウイルスにも対応できますので、たまにシマンテック社のホームページからダウンロードしてください。

なお、CD-ROMはデータの書き込みが出来ませんから、たとえウイルスといえども感染できません。


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