ハードディスクの増設・交換
ここではハードディスクを増設・交換する場合のリスクについてお話します。ハードディスクを選択する時の参考にしてください。ここでは交換ができる方を対象にお話しますので、初心者の方はショップに相談、取り付け依頼してください。 最近のマック(G3-B/W以降)はコスト的に有利なため、ATAの物が主流になってきました。ATAのハードディスクはSCSIの物に比べると同容量の物でも半額以下で買えます。 またハードディスクは価格変動が激しく、半年もすると同じモデルが半額で買えることもあります。値落ちのことはあきらめて、欲しい時に買いましょう。(^.^) |
ハードディスク選択ハードディスクの選択に関して下記のような注意点があります。1 ATA(IDE)のハードディスクでは相性がシビアです。少し大袈裟な言い方ですが、メーカー推奨品を使うのがリスクを少なくする手段です。 2 SCSIの場合でもSCSIカードを経由する場合は相性があります。最近はLVDのハードディスクが多くなしましたが、その場合はなるべくLVD対応(Ultra2・Ultra160)のSCSIカードを使用した方がリスクが少ないです。通常LVDのハードディスクはSingle-EndのSCSIカードで使用しても自動的にSingle-Endで動くハズなのですが、かなり相性が悪くデータの読み書きにエラーが頻発し易いです。 3 高回転のハードディスクは消費電流や発熱が多く、内臓させる場合に注意が必要です。5400rpmまでのハードディスクはまず問題ありませんが、7200rpmのものは筐体に通風の余裕の無い物、電源容量が小さいマシンは避けた方がいいです。10000rpmのハードディスクは必ず追加で冷却対策が必要です。これを怠るとスグにダメになります。 4 ハードディスクの性能アップは年々激しく、同じ回転数のものでも最近の物の方がかなり速いです。これはプラッタ密度のアップ、キャッシュ容量の大型化とアルゴリズムの改善によるもので、数年前の高速の物より最近の低速の物の方が速くしかも低消費電力です。 5 Wide-SCSIのハードディスクを無理矢理Narrowに変換して使うのもデータの読み書きにエラーが頻発し易いです。 6 最近のハードディスクはギガバイトが当たり前ですから、なるべくMacOS8.1以上、HFS+でフォーマットする方がムダが無くなります。 |