12. これで終わり以上でQuarkXPress 3.3Jの環境設定は終わりです。
だいたいの方はこの設定でトラブルも少なく、快適に作業ができますが、仕事の内容によっては、この通りにしないほうが良い時もあります。 出力センターや他の方にデータを渡すときは、必ずメニューバーの「補助」→「使用フォント状況」で使用フォントが相手の環境にあるか、「画像使用状況」で張り込みデータはリンクが取れているかを確認してから渡すように心がけてください。
本当は著作権の問題があって、フォントを渡すのはいけないのですが、トラブル防止のため、欧文や記号フォントは相手に添付したほうが良いでしょう。出力センターもほとんど欧文・記号フォントを添付するように推奨しています。 他に注意点として、数十〜数百ページのデータを作る場合は、1ファイルのデータ量が大きくなるようでしたら、ファイルを分けるべきです。作業に時間が掛かるだけでなく、トラブルの発生率も大幅に違います。特にメモリーを大量に搭載しているマシンで大きなデータを作り、他のメモリーが少ないマシンにデータを持っていった時に、データが開かなくなる事がよくあります。大量ページのデータを作る時は注意してください。 |