QuarkXPress 3.3Jのセットアップ 99.03 |
ページ物の編集に無くてはならないアプリケーションとして、QuarkXPressはデザイン・印刷業界に定着しています。 PageMakerやEDI Colorも最近は使う方が増えてきましたが、まだシェアは圧倒的にQuarkXPressが大きいようです。 バージョン4.0Jに上がってからだいぶ経ちますが、コストの問題からか未だに3.3Jを使用している会社が多いようです。パスの自由度などからすずきこうぼうでも4.0Jをもっと使いたいのですが、クライアントの要望で未だに3.3Jを使う事が多いのも事実です。 Illustratorのように旧バージョンで保存できれば、3.3Jはハードディスクから削除できるのですが、QuarkXPressは一度新バージョンで保存するとユーティリティを使わない限り旧バージョンではファイルが開かなくなります。 今頃3.3Jの使い方を説明してどうかとも思いましたが、問い合わせが多いのでQuarkXPress 3.3Jのセットアップの仕方を説明いたします。 |
QuarkXPress 3.3Jはインストールしっぱなしのデフォルト(初期の設定のまま)状態では、とても仕事に使える環境とは言えません。そこで、仕事に合った環境設定をするように変更しましょう。
1. フォルダ中の整理Photo 1. インストール直後のフォルダQuarkXPressをデフォルトですべてをインストールすると、これだけのファイルやフォルダが入っています。うまく使えば便利な機能が満載されていますが、ほとんどの人がこれらの機能を全て使うとは考えられません。そこで使用前に自分の環境に合った構成を考え、いらないものは思い切って削除しましょう。下のようにかなりシンプルにすることができます。この他にEfiColor DBとEfiColor Processorがシステムフォルダにインストールされています。
仕事内容によってはこの通りではありませんが、選択している物はほとんどの人がほぼ使いません。スクールに通った方は使い方をマスターしていますので、ヘルプファイルやサンプルデータ、チュートリアルデータは使わないため、ハードディスクに無駄なデータを残さないようにしましょう。また、EfiColor関係はカラーマッチングのための物ですが、自分の持っているプリンターなどのプロファイルがほとんど入っていないため使い物になりません。最近はAppleのColorSyncを使うアプリケーションやハードウェアが一般的です。
整理すると、ここまでシンプルにできます。 |